花や動物をひたむきに描き続けるリリアーナ。たった一枚のタイルの中に詰まった自然美、そこからは、自然を愛し生きたものを美しく描きたいという彼女の想いが伝わる。
コインブラ(リスボンの北・約200km)生まれ。コインブラ陶器の第一人者で陶器絵付けのキャリアは40年以上。地元の工房数か所で技術を磨き、その後独立。彼の活躍は国内のみならず、外国の数々の展覧会にも出展し高く評価されている。
長年地元の伝統的な陶芸に関わってきたアルコバサの陶芸絵付け師、ジョアンとマリオ。現在、日本の楽焼の手法を取り入れながらポルトガル文化を表現する、日葡融合のスタイルを展開する。
色とテクスチュアへのこだわり、まずは土を選びタイル地を作る。そこから彼女の挑戦は始まっている。ケルト、イスラム、仏教、たくさんのテーマが潜む彼女の作品は神秘的な世界を生み出す。